好きだよ。。。
お風呂の中で、なんか、ワクワクしてきた。翔太君が我が家にやってくる。もちろん、彼がうん、と言えばだけど。翔太君、どんな料理が好きかな?ママ、張り切って料理作りすぎないかしら。パパとお兄ちゃん、不機嫌にならないといいけどな。
そんな事を考えていたら、1時間近くもお風呂に入っていた。水分を摂って、ドライヤーで髪を乾かしてリビングに戻ったら、勉兄さんが帰ってきたところだった。
「おかえり、勉兄さん」
「ああ」
なんだか、不機嫌?どうしたのかな。
「留美さんと喧嘩でもした?」
勉兄さんはため息をつくと、苦笑いした。
「バレバレかぁ。つぐみにはかなわないな。留美、あいつ、今更になって海外挙式したいとか言い始めてさ。国内で式を挙げるつもりで式場とか探してたのに、『ね、パリで挙式とか素敵』ってさ。それもかなり真剣みたいで、海外挙式専門の旅行会社も探してきて、今度休みに一緒に行こうって」
「・・・いいんじゃないかなぁ。素敵!」
結婚式は女の夢だ。海外挙式をしたいって言うなら、叶えてあげてもいいんじゃないかな。パリで挙式なんて、出来るもんなら私もしたいっ!
「・・・って、つぐみ、これからじゃ、挙式日も延びるかもしれないし」
「一生モノの思い出を留美さんにあげたくないの?」
「招待できる人も、限られるよ」
「日本で披露宴したらいいじゃない」
ハッとしたように勉兄さんが。
「そっか・・・その手があったよな。仕事関係とかいろいろあるから・・・」
「留美さんの夢、叶えてあげて」
「あぁ。そうする。留美に、電話するよ」
「うん」
・・・いいなぁ、海外挙式かぁ。私もいつか、翔太君と・・・ここまで考えて、ぶるん、ぶるん、と首を振った。私たち、出会ったばかりだ。
そんな事を考えていたら、1時間近くもお風呂に入っていた。水分を摂って、ドライヤーで髪を乾かしてリビングに戻ったら、勉兄さんが帰ってきたところだった。
「おかえり、勉兄さん」
「ああ」
なんだか、不機嫌?どうしたのかな。
「留美さんと喧嘩でもした?」
勉兄さんはため息をつくと、苦笑いした。
「バレバレかぁ。つぐみにはかなわないな。留美、あいつ、今更になって海外挙式したいとか言い始めてさ。国内で式を挙げるつもりで式場とか探してたのに、『ね、パリで挙式とか素敵』ってさ。それもかなり真剣みたいで、海外挙式専門の旅行会社も探してきて、今度休みに一緒に行こうって」
「・・・いいんじゃないかなぁ。素敵!」
結婚式は女の夢だ。海外挙式をしたいって言うなら、叶えてあげてもいいんじゃないかな。パリで挙式なんて、出来るもんなら私もしたいっ!
「・・・って、つぐみ、これからじゃ、挙式日も延びるかもしれないし」
「一生モノの思い出を留美さんにあげたくないの?」
「招待できる人も、限られるよ」
「日本で披露宴したらいいじゃない」
ハッとしたように勉兄さんが。
「そっか・・・その手があったよな。仕事関係とかいろいろあるから・・・」
「留美さんの夢、叶えてあげて」
「あぁ。そうする。留美に、電話するよ」
「うん」
・・・いいなぁ、海外挙式かぁ。私もいつか、翔太君と・・・ここまで考えて、ぶるん、ぶるん、と首を振った。私たち、出会ったばかりだ。