ハッピネス学園物語
 1人目「李瑠のハッピネス」
 「あーあー聞こえますか!私ハッピネス学園3年李瑠と申します。よろしくお願いします!」私は何かをやり遂げるためにこのハッピネス学園に入学したのだ!やり遂げるのはそう,なんと言うか…はっきりとはしていない。でも最近もやもやしている。みんなは大学目指したり、就職を頑張ったりしている。私を除いて…お母さんも決めなさいとは言うけど協力はしない。何もないからと言う理由で。友達はたくさんいる方だと思う。青春していると思う。だけど自分だけがなんか空回りしていると思うと最近もやもやしている。
 「李瑠はアナウンサーに向いているよ!」と友達は言うけどアナウンサーは難しい。だって頭も良くない,資格もない。仮に頑張っても本当になりたい人の為の捨て駒にしかならない。「早くしないとなーあ」そう思うけど今日一日がまた潰れてしまう。まるで押し花のように空気がないところで潰れるような感じだ。
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