【完】素直になれない君と二度目の溺愛ウェディング
昨日のハンバーグプレートもすごく美味しかったけれど、今日のチキンのトマトソース煮込みもすごく美味しかった。
仕事で疲れている筈なのに自炊を毎日きちんとしている所も、実はツボだし。 ドラマにキュンキュンしたり人気の俳優が好きなちょっぴりミーハーな所も可愛い。
昨日の事で気が付いたけれど、レナの部屋はシンプルに見せて少し乙女チックだ。
モノトーンで統一しているかと思えば、ピンクの小物があったり可愛らしいぬいぐるみがさり気なく置いてあったり、ベッドのシーツが花柄だったり
クールに見せて少女らしい所もかなり好きだ。
「そういえば、昨日のドラマ見たよ!めっちゃキュンキュンしたー」
「そうでしょう?私初回から録画してるから今度休みの時初めから見て見るのもいいわよ。
大滝昴がかっこいいのよね~まるで王子様みたいで~」
「分かる~。大滝昴ってちょっとほっくんに似てるよね。長身で王子様タイプなのが~
レナちゃんの好みが少しだけ分かるよ」
「そう?別に似ていないと思うけど」
「似てるよぉ。レナちゃんってやっぱりああいうタイプが好きなんだなあって思った。見るからに優しそうな人」