【完】素直になれない君と二度目の溺愛ウェディング
不意のレナの発言は、たまに物凄く威力があり俺の心を突き刺していく。
恥ずかし気にそう言ってくれて、こっちの方が照れくさくなってしまう。 うん、幸せだね。レナちゃん、俺もすっごく幸せだった。言いたい事すごく分かる。
華奢な彼女の体を抱いて、この子を一生守って行きたいと思ったんだ。
布団の中に潜り込んで、レナに深い口づけをするとそれを返してくれるように舌が絡まり合う。
「ふぅ…んん…かい……」
「そんな可愛い声出さないでよ。朝なのにもう一度したくなる…」
胸を指で弾くと、レナは更に甘い声を上げた。
あんまりセックスが好きだと思った事はなかった。
それでも湧き上がるこの気持ちは、愛情というものなのだろうか。
昨日も途中まで怖がって痛そうにしていたが、最後の方には甘い声を上げていた。
胸をまさぐり、下半身へと手を伸ばすとそこは少しだけ湿っている。 丁寧に動かすと「やあ…あ…」と喘ぎ声が段々と大きくなってくる。
…可愛すぎる。涙目になったレナは唇を噛みしめながら俺を見つめる。 そういう表情されるとさ、全然止まらなくなっちゃう自信しかないんだけど。