ロミオは、愛を奏でる。
リョーちゃん
ずっと恋させてくれて
ありがとう
ずっと好きって想っててくれて
ありがとう
大切にするって言ってくれて
ありがとう
「リョーちゃん…好き…」
何度も胸の中で言った
この言葉
「イトが言わなくても今度はオレが言うから
もぉ、イトは言うな…」
ーーーーー
リョーちゃんに唇を塞がれた
「イト、大好きだよ」
耳元で聞こえたリョーちゃんの声に
熱くなって溶けそうだった
「あ…星…キレイ…」
リョーちゃんの彼女になって
初めて見る星
「綺麗だね…
星も、イトも…
ネックレスより輝いてる」
「ありがと、リョーちゃん
大切にするね」
笑ったリョーちゃんは
星よりキラキラしてた