ロミオは、愛を奏でる。

20歳になった朝



イトは何も変わらなかった



リョーちゃんはいなくて

チク…チク…チク…チク…

腕時計の音だけ

耳元で鳴り響いてた



リョーちゃん

イト、まだ好きだよ



今日もリョーちゃんを

想うよ



チク…チク…チク…チク…


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