また君と恋する
2人で電車に乗った。
現地集合だけど同じ路線の深丘と途中で合流する約束をしている。
一応、どの電車の何両目に乗ったか連絡を入れた。
すぐ既読がついて返事が来たかと思えば────
【ごめん、寝坊して間に合わない! 現地集合で!】
「えっ!」
まさかの寝坊。
思わず声に出てしまい、乗客に変な目で見られた。
恥ずかしい。
「どーした?」
笑いを堪えるように小声で志希が聞いてきたので、スマホの画面を見せた。
「ふーん」と言うだけで、すぐに外の景色へ視線を逸らす。
私は【わかった】とだけ返事した。
現地集合だけど同じ路線の深丘と途中で合流する約束をしている。
一応、どの電車の何両目に乗ったか連絡を入れた。
すぐ既読がついて返事が来たかと思えば────
【ごめん、寝坊して間に合わない! 現地集合で!】
「えっ!」
まさかの寝坊。
思わず声に出てしまい、乗客に変な目で見られた。
恥ずかしい。
「どーした?」
笑いを堪えるように小声で志希が聞いてきたので、スマホの画面を見せた。
「ふーん」と言うだけで、すぐに外の景色へ視線を逸らす。
私は【わかった】とだけ返事した。