また君と恋する
素っ気なく志希が返す。
そういえば私達がシェアハウスしていること、志希は結大君に言ってないみたい。
「葉石さん、髪結んでるの珍しいね」
エスカレーターに乗りながら結大君が言う。
「そーかな?」
普段はウェーブがかかったボブヘアを結ぶこともせず下ろしている。
ウェーブがかかったって言っても、元々癖っ毛なので毎朝ヘアアイロンでウェーブを作っているわけだけど。
今日は、ウェーブをかけずに一つ結びにしてみた。
髪の長さ的にポニーテールにはできないので下の方でちょこんと結んでいるだけ。
「可愛いー! ね、志希」
結大君が話を振ると志希はそっぽを向いてしまった。
そういえば私達がシェアハウスしていること、志希は結大君に言ってないみたい。
「葉石さん、髪結んでるの珍しいね」
エスカレーターに乗りながら結大君が言う。
「そーかな?」
普段はウェーブがかかったボブヘアを結ぶこともせず下ろしている。
ウェーブがかかったって言っても、元々癖っ毛なので毎朝ヘアアイロンでウェーブを作っているわけだけど。
今日は、ウェーブをかけずに一つ結びにしてみた。
髪の長さ的にポニーテールにはできないので下の方でちょこんと結んでいるだけ。
「可愛いー! ね、志希」
結大君が話を振ると志希はそっぽを向いてしまった。