また君と恋する
志希に『由麻は特別』だって言われてなかったら、私はそこで心が折れていたかもしれない。
彼女達の話は続くようだった。
「あいつの自慢って結局、優越感に浸りたいだけだよね。“あたしは先輩から特別に思われてるんだよ~”的な」
「あの、誰だっけ。先輩と仲良い女の先輩2人……」
「高橋先輩と葉石先輩?」
「それ!」
「!?」
いきなり私達の名前が出てきて、目をむく。
りっぴの言った通りちょっとした有名人だったみたい、私達。
「その2人の先輩への敵対心すごいよね。確かに仲良くてずるいとは思うけどさ」
「葉石先輩の方だっけ。彼氏と喧嘩中らしいけど、それも有馬が結大先輩との関係であることないこと吹き込んだからだって」
「やることちっちゃいよね」
ケラケラ笑う彼女達。
……葉石先輩じゃなくて、高橋先輩の方ですね、それは。
というどうでもいいツッコミはさておき。
彼女達の話は続くようだった。
「あいつの自慢って結局、優越感に浸りたいだけだよね。“あたしは先輩から特別に思われてるんだよ~”的な」
「あの、誰だっけ。先輩と仲良い女の先輩2人……」
「高橋先輩と葉石先輩?」
「それ!」
「!?」
いきなり私達の名前が出てきて、目をむく。
りっぴの言った通りちょっとした有名人だったみたい、私達。
「その2人の先輩への敵対心すごいよね。確かに仲良くてずるいとは思うけどさ」
「葉石先輩の方だっけ。彼氏と喧嘩中らしいけど、それも有馬が結大先輩との関係であることないこと吹き込んだからだって」
「やることちっちゃいよね」
ケラケラ笑う彼女達。
……葉石先輩じゃなくて、高橋先輩の方ですね、それは。
というどうでもいいツッコミはさておき。