また君と恋する
体育祭まであと2日。
朝、登校してきて、黒板に書かれていた文字。
放課後になると、“あと1日”に書き替わっていた。
“あと3日”から始まった体育祭までのカウントダウン。いよいよかと実感する。
行事前のちょっとそわそわした学校の雰囲気が好きだったりする。
短縮授業の今日、部活に入っておらず体育祭の係もない私は特にやることがないので早く帰れるんだけど、それが勿体なく感じるほど。
まあ、このまま席に着いてても仕方ないんだけど。
さて。そろそろ帰ろうかと腰を上げた時、クラスの男子が「ハチマキがない」と騒いでいたのが耳に入った。
さすがにこのまま聞かなかったフリして帰るわけにいかないので、教室に残っていたクラスメイト何人かで探すことにした。
鞄をひっくり返し、ロッカーや机の中を探り、どこか紛れ込んでいないかと他の生徒の机も見たりして。
結局、ハチマキは一緒に配られたクラスTシャツの中に折りたたまれていた。
こういうこともあるよね、なんて笑い合う。
朝、登校してきて、黒板に書かれていた文字。
放課後になると、“あと1日”に書き替わっていた。
“あと3日”から始まった体育祭までのカウントダウン。いよいよかと実感する。
行事前のちょっとそわそわした学校の雰囲気が好きだったりする。
短縮授業の今日、部活に入っておらず体育祭の係もない私は特にやることがないので早く帰れるんだけど、それが勿体なく感じるほど。
まあ、このまま席に着いてても仕方ないんだけど。
さて。そろそろ帰ろうかと腰を上げた時、クラスの男子が「ハチマキがない」と騒いでいたのが耳に入った。
さすがにこのまま聞かなかったフリして帰るわけにいかないので、教室に残っていたクラスメイト何人かで探すことにした。
鞄をひっくり返し、ロッカーや机の中を探り、どこか紛れ込んでいないかと他の生徒の机も見たりして。
結局、ハチマキは一緒に配られたクラスTシャツの中に折りたたまれていた。
こういうこともあるよね、なんて笑い合う。