また君と恋する
「ども」
少し照れくさそうにする2年の女子からペットボトルのお茶を受け取った。
先に座って飲んでいた結大の隣に腰かけて、もらったペットボトルを地面に置く。
「飲まねーの?」
「ん。飲むよ」
と答えたが、なんとなく飲む気がしなかった。
ふと。
この辺りに置いていたはずの俺のジャージが無くなっているのに気付いた。
結大や他の奴らのはあるが俺のだけない。
「俺のジャージ知らね?」
「えっ、ないの?」
脱ぎっぱなしで積み重なるジャージの、左胸に刺繍された名前を1枚ずつ確認するが、【早瀬】のはなかった。
ここに一緒に置いたはずなんだけど……。
少し照れくさそうにする2年の女子からペットボトルのお茶を受け取った。
先に座って飲んでいた結大の隣に腰かけて、もらったペットボトルを地面に置く。
「飲まねーの?」
「ん。飲むよ」
と答えたが、なんとなく飲む気がしなかった。
ふと。
この辺りに置いていたはずの俺のジャージが無くなっているのに気付いた。
結大や他の奴らのはあるが俺のだけない。
「俺のジャージ知らね?」
「えっ、ないの?」
脱ぎっぱなしで積み重なるジャージの、左胸に刺繍された名前を1枚ずつ確認するが、【早瀬】のはなかった。
ここに一緒に置いたはずなんだけど……。