また君と恋する
3
春休みのせいもあってか、私はシェアハウスに引きこもる生活を送っていた。
いや、引きこもると言ってもずっと家の中にいるわけではなく、買い出しくらいは外へ出る。
山吹のお爺ちゃんの将棋の相手したり、
保育園まで虹心や冬鳴さんの3兄弟を送迎したり、
夜には子供達の相手して遊んだり。
意外とやることはある。
ただ1つ、問題があるとすれば虹心が冬鳴さんの3兄弟と仲良くしないこと。
そんなに人見知りするタイプじゃないんだけど。初対面の早瀬君とも遊べたし。
「どーしてだろう」
「そんなの考えるまでもないよ」
ダイニングテーブルでお爺ちゃんの将棋の相手をしながら相談してみた。
「虹心ちゃんは広海君達に由麻ちゃんを取られた気がして妬いているんだよ。なあ、志希君」
私達から少し離れた席で頬杖ついて将棋の本を読む早瀬君に話を振った。
「まあ、そうなんじゃないですか」
いや、引きこもると言ってもずっと家の中にいるわけではなく、買い出しくらいは外へ出る。
山吹のお爺ちゃんの将棋の相手したり、
保育園まで虹心や冬鳴さんの3兄弟を送迎したり、
夜には子供達の相手して遊んだり。
意外とやることはある。
ただ1つ、問題があるとすれば虹心が冬鳴さんの3兄弟と仲良くしないこと。
そんなに人見知りするタイプじゃないんだけど。初対面の早瀬君とも遊べたし。
「どーしてだろう」
「そんなの考えるまでもないよ」
ダイニングテーブルでお爺ちゃんの将棋の相手をしながら相談してみた。
「虹心ちゃんは広海君達に由麻ちゃんを取られた気がして妬いているんだよ。なあ、志希君」
私達から少し離れた席で頬杖ついて将棋の本を読む早瀬君に話を振った。
「まあ、そうなんじゃないですか」