また君と恋する
「今の……家を出る前にお母さんに撮ってもらった私の写真、だよね?」
「あー……」
ばつが悪そうな顔をする志希。
でも観念したのか、理由を話してくれた。
「由麻の母さんにもらったんだよ」
「あっ、そーなんだ……。って、もしかしてお母さんが無理やり送った? それだったらごめん」
「いや、まあ……」
だよね。
その場面がなんとなく想像できる。
申し訳ない。
「消していいよ? そんなにお母さんに気を使わなくても」
「うん……。いや、由麻が嫌じゃなければ取っておく」
「え。私は別に嫌じゃないけど……」
ん?
ふと疑問が浮かぶ。
「あー……」
ばつが悪そうな顔をする志希。
でも観念したのか、理由を話してくれた。
「由麻の母さんにもらったんだよ」
「あっ、そーなんだ……。って、もしかしてお母さんが無理やり送った? それだったらごめん」
「いや、まあ……」
だよね。
その場面がなんとなく想像できる。
申し訳ない。
「消していいよ? そんなにお母さんに気を使わなくても」
「うん……。いや、由麻が嫌じゃなければ取っておく」
「え。私は別に嫌じゃないけど……」
ん?
ふと疑問が浮かぶ。