また君と恋する
「深丘ちゃん、優しいね」

「惚れないでね。……ってことで、あたしは立ち直りました。後、あたしが気晴らしになったってことは、湊君もそうなんじゃないかな」

深丘達には、湊君のことを簡単に話していた。

だからそんなことを言ったんだと思う。

「うん、そーだな。ありがとう」

志希がお礼を言った。

深丘に言われるとそうだと思えてくる。


バーベキューはお開きになった。

深丘達を見送って、片付けに入る。

疲れ知らずの体力オバケ、虹心達ちびっ子が遊び回っていたので葉石家の部屋に移動させて、みんなで片付けていく。

遊び終わった後ってどっと疲れが身体を巡る。

だけど、疲れているはずなのに身体は動く。

誰1人疲れを見せず、あっという間に終わらせた。


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