また君と恋する
今、私と志希が一緒にいることをどう思ったかな。
「あのさ。湊君から、何か聞いた……?」
そう前置きをして、志希に聞いた。
「何かって進路のこと?」
「じゃなくて……私達のこと」
「別に何も。……なんで?」
私の質問に疑問を感じたのか怪訝な顔をする志希。
「……実は。私と志希が前に付き合ってたこと、湊君にバレたんだよね」
「は?」
目を丸くして反応する。
「中2の時に志希からもらった水族館のお土産のキーホルダーを見られて、そこから勘付かれたの。今付き合ってるとは知らないと思うけど……」
「あー、そう。まあ」
「気付いてると思う、あの勘の良さなら」
あのキーホルダーから分かるって相当鋭い。
気付いていても何も言わないのは、湊君の性格上、気にしてないってことなんだろうけど。
「あのさ。湊君から、何か聞いた……?」
そう前置きをして、志希に聞いた。
「何かって進路のこと?」
「じゃなくて……私達のこと」
「別に何も。……なんで?」
私の質問に疑問を感じたのか怪訝な顔をする志希。
「……実は。私と志希が前に付き合ってたこと、湊君にバレたんだよね」
「は?」
目を丸くして反応する。
「中2の時に志希からもらった水族館のお土産のキーホルダーを見られて、そこから勘付かれたの。今付き合ってるとは知らないと思うけど……」
「あー、そう。まあ」
「気付いてると思う、あの勘の良さなら」
あのキーホルダーから分かるって相当鋭い。
気付いていても何も言わないのは、湊君の性格上、気にしてないってことなんだろうけど。