また君と恋する
黒板に手をついてガックリ項垂れる。
すると、
「何してんの?」
そう声をかけられた。
見なくても声だけで分かってしまう。
ゆっくり顔を上げると、やはり早瀬君だ。
相変わらずぶっきらぼう。
だけど、早瀬君と一緒にいた結大君は想像だにしないものでも見たかのように驚愕していて、私と早瀬君を交互に見ていた。
「なになに。志希が自分から女子に話しかけるなんて珍しくね。どういう関係?」
声を弾ませる結大君。
そんな結大君を、早瀬君はギロリと睨んで黙らせた。
「結大君達もE組なの?」
深丘が疑問を口にした。
疑問というよりは予想を確信にする質問。
すると、
「何してんの?」
そう声をかけられた。
見なくても声だけで分かってしまう。
ゆっくり顔を上げると、やはり早瀬君だ。
相変わらずぶっきらぼう。
だけど、早瀬君と一緒にいた結大君は想像だにしないものでも見たかのように驚愕していて、私と早瀬君を交互に見ていた。
「なになに。志希が自分から女子に話しかけるなんて珍しくね。どういう関係?」
声を弾ませる結大君。
そんな結大君を、早瀬君はギロリと睨んで黙らせた。
「結大君達もE組なの?」
深丘が疑問を口にした。
疑問というよりは予想を確信にする質問。