また君と恋する
「ほんとだ。深丘ちゃんと前後の席。おっ、志希は由麻ちゃんと前後の席じゃん」
……由麻、ちゃん?
思わず眉を顰める。
1年生の時に仲が良かった男子グループでファミレスに行くことになった。
結大の彼女も一緒に行きたいと言うので、彼女の友達2人もついてきた。
ファミレスに向かう道中。
「志希、ごめん。女子がついてきて怒ってる?」
俺が女子を苦手にしているのを知るせいか謝る結大。
「怒ってねーよ。ただ、食ったら俺はすぐ帰るからな」
「分かってるって。なんでそこまで毛嫌いするかね~」
「嫌いなんじゃねーよ。苦手なだけ」
「どして?」
「……男にいい子ぶっているのが裏がありそうで怖いっつーか」
……由麻、ちゃん?
思わず眉を顰める。
1年生の時に仲が良かった男子グループでファミレスに行くことになった。
結大の彼女も一緒に行きたいと言うので、彼女の友達2人もついてきた。
ファミレスに向かう道中。
「志希、ごめん。女子がついてきて怒ってる?」
俺が女子を苦手にしているのを知るせいか謝る結大。
「怒ってねーよ。ただ、食ったら俺はすぐ帰るからな」
「分かってるって。なんでそこまで毛嫌いするかね~」
「嫌いなんじゃねーよ。苦手なだけ」
「どして?」
「……男にいい子ぶっているのが裏がありそうで怖いっつーか」