同期はまさかの御曹司?☆ 番外編完結
入社式
私、松本結菜。本日よりここ鈴木商事で働きます!
会社を見上げ、エントランスへの第一歩。張り切って私は社会人の第一歩を踏み出すつもりがヒールに足がもつれ、よろけてしまった。現実は踏み出せなかった…。
ヤダ、恥ずかしい。
普段からヒールを履いてこなかった私は高くもないヒールでさえ足がもたついてしまった。
カッコよく行きたかったのに…。
私を後ろで支えてくれたのはなんとも綺麗な顔をした男の子。背も高く、爽やかな雰囲気に胸がキュンとする。
「新入社員だよね?俺もなんだ。鈴木康祐。君は?」
「松本結菜です。ごめんさない。寄り掛かっちゃって。」
私は体勢を立て直す。
「これからよろしくな」
右手を差し出す爽やかな彼。
ありがたく握手し、共に入社会場となるホールへと向かう。
「鈴木くんはどこ出身?」
「東京だよ。松本は?」
「私は長野なの。安曇野ってわかる?あっちの方。だからこの会社には知り合いがいなくて。だから早速話せて嬉しい。これからよろしくね。」
会社を見上げ、エントランスへの第一歩。張り切って私は社会人の第一歩を踏み出すつもりがヒールに足がもつれ、よろけてしまった。現実は踏み出せなかった…。
ヤダ、恥ずかしい。
普段からヒールを履いてこなかった私は高くもないヒールでさえ足がもたついてしまった。
カッコよく行きたかったのに…。
私を後ろで支えてくれたのはなんとも綺麗な顔をした男の子。背も高く、爽やかな雰囲気に胸がキュンとする。
「新入社員だよね?俺もなんだ。鈴木康祐。君は?」
「松本結菜です。ごめんさない。寄り掛かっちゃって。」
私は体勢を立て直す。
「これからよろしくな」
右手を差し出す爽やかな彼。
ありがたく握手し、共に入社会場となるホールへと向かう。
「鈴木くんはどこ出身?」
「東京だよ。松本は?」
「私は長野なの。安曇野ってわかる?あっちの方。だからこの会社には知り合いがいなくて。だから早速話せて嬉しい。これからよろしくね。」
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