夜明けの光をあつめながら
・・・・・その出来事が『噂』となり、この街の『治安』は守られているらしい。
『事実』だったら、すごく恐ろしい話・・・・。

私は高校に通っていないから『不良少女』に思われがちだが、実際には違う。
『悪いこと』をした記憶はないし、そもそも『友達』も少なかった。

だから『臆病で人見知りの激しい私』が、『一人で悪事を働かせよう』とは思えなかった。
何より『お母さんの存在』が怖かったし。

それに家では、優しくて大好きなおばあちゃんが側にいてくれたから、『悪事』なんて発想は生まれてこない環境だったし。

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