この暴走族秘密多し!
はぁはぁ



つ、つかれた



「亜水さーん!!!!」


こっちみてくれた



「ちょっとまってー!!」



立ち止まってくれてる



やっと亜水さんに追いついた



「どうしたの?」



なんて綺麗な声



うっとりする



は!そんな場合では!



「亜水さんがつけてるキーホルダーってセイくんの?」



「セイくんを知ってるの?嬉しい!あなたお名前は?」



一応クラスで自己紹介したんだけどね



まあ、そんな些細なことは気にしない



「同じクラスの星野一華だよ!私もセイくんが大好きなんだ!!これから話せない?」



いきなりは無理かなぁ



予定とか入ってるかもだし



「やっぱり明日話そう。予定とかあったら申し訳ないし」



「予定はあるけど大丈夫!せっかくセイくんのことを好きな人に会えたから語り合いたいし!!」



予定があるのに大丈夫なのかな?



しかも最初の頃と違って口調が崩れてきてる



これが本当の亜水さんなのかな?



「予定があるのに大丈夫なの?」



「気になるんだったら私の行く予定だった所に一緒に来なよ」



いきなりいいのかな?



申し訳ないけど私もセイくんのことをかたりあいたい!



「うーん、わかった。よろしくね!邪魔にならないようにしてるから」



「うん」






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