この暴走族秘密多し!
「昨日ってセイくんの誕生日だったよね?誕生日会でた?」



「その日はどうしても抜けられない倉華の用事があったから泣く泣く諦めて、セイくんの誕生日ケーキを作った!」



すごい!私はそんなに器用じゃないからできない



「すごいね!あの繊細な青髪の所とか金色の瞳とか作るの大変だと思う」



「ありがとう!」



「セイくんのキュンときた所ってどこ?」



今度は私が夕歌に聞いた



「たまに微笑んでくるところ!」



分かる!!



「急に微笑まれると心臓が鷲掴みにされたかんじがするよね」



「そうなの!」


それから私と夕歌はお母さんから電話がかかってくるまで語り合った



「今日は楽しかった。ありがとう。またあした!」



とっても楽しかった!



いつもはこうやってセイくんの事を一緒に語れる友達なんて居ないから








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