この暴走族秘密多し!
そういえばなんか忘れてる気が…



「おい、終わったのか」




そうだ!この部屋には誰かいたんだった!



「はい!終わりました。部屋を貸していただきありがとうございました。それでは失礼します」




よし、帰ろーっと



なんか睨まれてるけど私なんかしたっけ?



「おいちょっと待て。あれはなんだったんだよ」




ん?なんの事?



険しい顔で男が話しかけてくる



「あれとは?」




「ビデオ通話でなんの話ししてたんだよ」




「あれは私の推しであるセイ君の誕生日会です!学校で迷子になり、家に帰るまでに間に合わなさそうだったので近くの教室に入りました!」




もしかしてセイ君に興味があるのかな?


私はこの男の人に顔を近づけて聞いた



「セイ君に興味がおありで?」




「いや、そういうんじゃない」




残念。



そんなに嫌そうな顔をしなくても



「そうですか。それでは失礼します」




そういえばあの人達どこかでみたような…



まあいっか










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