願いだらけの私から君へ
揺れるバスの中で
今日は稲刈りの日。憂鬱だと思っていたのは学校について30分だけだった。
「先生バスの席ってどうするの?」
誰かが言った。隣の席の人が嫌な人なら、今日は最悪の日だ。
「背の順ですよ」
先生はそう言った。ってことは男子と隣?!最悪だー。「えー」と思わず呟いた。
「えー」
周りからも私と同じように叫び声をあげる人が多くいた。
私達は廊下に並んだ。隣に座るのは誰か数えていた。
すると、視界の中の誰かが、止まった。数えてみると、私も動きが止まってしまった。
「桜音だ」
「初樹だ」
声を出して思わず笑ってしまう。隣は初樹だった。多分嬉しかった思う。恥ずかしさももちろんあった。
「先生バスの席ってどうするの?」
誰かが言った。隣の席の人が嫌な人なら、今日は最悪の日だ。
「背の順ですよ」
先生はそう言った。ってことは男子と隣?!最悪だー。「えー」と思わず呟いた。
「えー」
周りからも私と同じように叫び声をあげる人が多くいた。
私達は廊下に並んだ。隣に座るのは誰か数えていた。
すると、視界の中の誰かが、止まった。数えてみると、私も動きが止まってしまった。
「桜音だ」
「初樹だ」
声を出して思わず笑ってしまう。隣は初樹だった。多分嬉しかった思う。恥ずかしさももちろんあった。