願いだらけの私から君へ
 「口で言えないなら、背中で書くとかは?」
 小声で言うと、実輝が「いいね!」と言ってくれた。背中に書こうとしたとき、大量の人達が帰ってきた。実輝と初樹が近づいているのに気がついた実輝の親友の夕海がやってきた。
 「恥ずかしくて声もかけられないの?」
 夕海がそういった。
 呼んで言おうと思ってたのに…。
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