願いだらけの私から君へ
授業が終わってランドセルを背負おうとしたとき、後ろから声がした。
「教科書ありがとう」
そう言って立ち去ろうとした。でも、私は止めてしまった。それは教科書の落書きを見られたから。恥ずかしくて「落書きみた?」と小声で聞く。
「うん、なんかぐるぐるしたやつ」
「あぁ」
最悪だなっと思った。たった少しの落書きを見られただけで心がいつもの10倍は張り裂けそうになる。
気がつくと前に初樹の姿はなく遠くで友達と話していた。
廊下で梨咲と芽留に相談した。
話すだけで楽になれると思ったがもっと辛くなってしまった。
2つの辛いことが重なって心が痛い。
「教科書ありがとう」
そう言って立ち去ろうとした。でも、私は止めてしまった。それは教科書の落書きを見られたから。恥ずかしくて「落書きみた?」と小声で聞く。
「うん、なんかぐるぐるしたやつ」
「あぁ」
最悪だなっと思った。たった少しの落書きを見られただけで心がいつもの10倍は張り裂けそうになる。
気がつくと前に初樹の姿はなく遠くで友達と話していた。
廊下で梨咲と芽留に相談した。
話すだけで楽になれると思ったがもっと辛くなってしまった。
2つの辛いことが重なって心が痛い。