願いだらけの私から君へ
休み時間になって、辛い気持ちを殺して、先週と今日嫌だったことなんて忘れて、二組に行った。
碧海を見つけてゆっくりと近づく。
直行で碧海言った。
「結乃に渡した私の手紙みた?」
一瞬固まってから、いつもの表情にして「うん」と答えた。
「やっぱ見せたのか」
怒りが湧いてきた。本気でビッパ叩きたい。
「なんか見せてきた」
「そっか」
「いつもは見てくれないのにケチーって言ったら見せてくれた。でも、全部じゃない」
「そっか」
「誰に聞いたの?」
「泰光が湧人に言ってそれを湧人が私に言った」 • •
「えー。あいつ口軽いなー。内緒って言ったのにー」
内緒?は?なんだよ、それ。碧海にまで怒りが湧く。
碧海を見つけてゆっくりと近づく。
直行で碧海言った。
「結乃に渡した私の手紙みた?」
一瞬固まってから、いつもの表情にして「うん」と答えた。
「やっぱ見せたのか」
怒りが湧いてきた。本気でビッパ叩きたい。
「なんか見せてきた」
「そっか」
「いつもは見てくれないのにケチーって言ったら見せてくれた。でも、全部じゃない」
「そっか」
「誰に聞いたの?」
「泰光が湧人に言ってそれを湧人が私に言った」 • •
「えー。あいつ口軽いなー。内緒って言ったのにー」
内緒?は?なんだよ、それ。碧海にまで怒りが湧く。