願いだらけの私から君へ
毎回これ…。湧人が初樹のところに行って愚痴る。
そして一緒に回ろうと誘う。毎回この流れ。
それを私の班の桜李歌ちゃんと誓人がマジマジとみる。
「もう三人で決めちゃお」
「う、うん…」
桜李歌ちゃんは気まずそうに言った。
ため息が出そうだ。
少しして初樹のところへ行っていた湧人が帰って来て言った。
「蜜柑通りの回る順番変えよう。あと、蜜柑通りは初樹たちと回ることになったから」
「は?なんでよ」
「そう決まったんだよ」
はぁ?勝手にきめんなよ。心がドンドン暗く黒くなる。
どうせ回る順番だって、初樹と回るためでしょ。
「はいはい、わかりましたよ」
「うぜーこいつ」
近くにいた誓人と初樹に湧人が言った。誓人は「まぁまぁ」といったけど、初樹は何も言わずに、こっちをじっと見ていた。
急に恥ずかしくなって湧人に反論した。
「はぁ?あんたのほうがうざいし!」
そんな言い合いをしていたら先生が来た。
「いま喧嘩してどうするのさ…」
「私、湧人とは無理」
「俺だって」
「はぁ…」
ため息を疲れてイラッとする。
ため息をつきたいのはこっちだよ。
そして一緒に回ろうと誘う。毎回この流れ。
それを私の班の桜李歌ちゃんと誓人がマジマジとみる。
「もう三人で決めちゃお」
「う、うん…」
桜李歌ちゃんは気まずそうに言った。
ため息が出そうだ。
少しして初樹のところへ行っていた湧人が帰って来て言った。
「蜜柑通りの回る順番変えよう。あと、蜜柑通りは初樹たちと回ることになったから」
「は?なんでよ」
「そう決まったんだよ」
はぁ?勝手にきめんなよ。心がドンドン暗く黒くなる。
どうせ回る順番だって、初樹と回るためでしょ。
「はいはい、わかりましたよ」
「うぜーこいつ」
近くにいた誓人と初樹に湧人が言った。誓人は「まぁまぁ」といったけど、初樹は何も言わずに、こっちをじっと見ていた。
急に恥ずかしくなって湧人に反論した。
「はぁ?あんたのほうがうざいし!」
そんな言い合いをしていたら先生が来た。
「いま喧嘩してどうするのさ…」
「私、湧人とは無理」
「俺だって」
「はぁ…」
ため息を疲れてイラッとする。
ため息をつきたいのはこっちだよ。