願いだらけの私から君へ
え!え…。えー?え、、

嘘でしょ?嘘だよね。手が震えてうまく打てない。

〈ちょっとまちたてとなにさは〉

 適当に打ちすぎて変になってしまう。 

〈大丈夫?俺今ドキドキしてる〉

私だってしてるよ!もうどうしよう。

〈あのさ、私もつい最近まで初樹のこと好きだった!〉

やっとの思いで送った。
私達両思いだったのかよー。

〈ありがとう〉

〈これからどうしよう〉

〈仲良くしよう〉

仲良くー。ってなに?まあいいや。最高だな。それから一時間近く二人で話した。
 初樹は私のこと五年生の4・5月くらいに好きなったって教えてくれた。
 驚いた。とっても驚いた。 
 その日は2時半近くまで寝ることができなかった。
 次の日は気持ち悪かったけど、初樹を見て元気を出すことができた。
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