俺、あなたのリアコです!2
「どの服にするのか迷っているようでしたので、声をかけさせていただきました。よろしければお揃いコーデをするのはどうでしょうか?」
「えっ、お揃い?」
琴葉ちゃんが首を傾げ、俺は素早く「ぜひ!お願いします!」と言った。好きな子とお揃いって特別でしてみたいって思ってたんだ。
「では、お洋服をお持ちしますね」
目を輝かせて服を店員さんは取りに行く。俺がその後ろ姿を見送っていると、「お揃いなんて、ちょっと恥ずかしいじゃないですか〜!」と琴葉ちゃんが試着室のカーテンに隠れながら言う。その様子にクスリと笑いつつ、俺は琴葉ちゃんの頭であろう場所に手を置いた。
「ごめんね。好きな子としてみたかったんだ。お揃いのコーデでデートとかしたら楽しいだろうなって……ダメ?」
歌い手を始めて鍛えた甘えた声で言うと、「……ダメ………じゃ、ないです……」と返ってくる。嫌がっていても付き合ってくれるなんて、本当にずるい人だ。抱き締めたくなる気持ちを堪え、俺は店員さんを待つ。
「えっ、お揃い?」
琴葉ちゃんが首を傾げ、俺は素早く「ぜひ!お願いします!」と言った。好きな子とお揃いって特別でしてみたいって思ってたんだ。
「では、お洋服をお持ちしますね」
目を輝かせて服を店員さんは取りに行く。俺がその後ろ姿を見送っていると、「お揃いなんて、ちょっと恥ずかしいじゃないですか〜!」と琴葉ちゃんが試着室のカーテンに隠れながら言う。その様子にクスリと笑いつつ、俺は琴葉ちゃんの頭であろう場所に手を置いた。
「ごめんね。好きな子としてみたかったんだ。お揃いのコーデでデートとかしたら楽しいだろうなって……ダメ?」
歌い手を始めて鍛えた甘えた声で言うと、「……ダメ………じゃ、ないです……」と返ってくる。嫌がっていても付き合ってくれるなんて、本当にずるい人だ。抱き締めたくなる気持ちを堪え、俺は店員さんを待つ。