帰り道、空模様
夕暮れが 落ちる空に

たったひとつの 白い月

いつか 君と並んで 見上げた月




塾の帰りに 暗闇から現れた

それはそれは 小さな光

手を振りながら 笑顔をくれた

"今日は十五夜だよ" って呟いて

君がそんなこと 言うものだから

"きれいだね" って囁いた

あの日の横顔が 忘れられないよ

私の隣にいた、 君の
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