極上パイロットの赤ちゃんを溺愛初夜で宿しました

「美羽? どうかしたのか?」


コックピットから戻った翔だった。


「翔さん……」


か細い声で呼び返した美羽だったが、彼の声を聞いて安心したのか気が遠のいていく。遠く遠く霞んでいく意識を自力では引き留められず、美羽はそっと目を閉じた。
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