極上パイロットの赤ちゃんを溺愛初夜で宿しました
「おいで、美羽」
ベッドの隅にちょこんと座っていた美羽の手を引き寄せ、中央にそっと横たえる。
両手を優しく拘束され、翔に組み伏せられた。美羽を見つめる視線が熱い。
「一年間プラトニックを貫いた俺を褒めてくれ」
キスはしていたから完全なプラトニックとは言えないかもしれない。でも夫婦になって一年以上経つのに、体を重ねたのが一夜だけというのはプラトニックといってもいいだろう。
「でも私も翔さんと、その……」
「シたかった?」
ストレートに聞かれて顔がカーッと熱くなる。
「まいったな。空良はもちろんかわいいけど、美羽のかわいさは破壊力が半端ない」
「空良には敵いませんから」
赤ちゃんに勝るものはない。
「いや、ほんとにやばいレベル。ダメだ、今夜はなかなか離してやれそうにない」