極上パイロットの赤ちゃんを溺愛初夜で宿しました
それなら……。
「ずっと離さないでください」
「覚悟しろ」
囁いた直後、翔はパジャマを一気に脱ぎ捨てた。
「一年後にはもうひとり、家族が増えているかもしれないな」
「もうひとり?」
「俺たち、たった一夜で空良ができるくらい相性がいいから。今夜もまた愛の結晶を授かるかもしれない」
「そうかもしれませんね」
ふふふと笑った美羽に翔が軽いキスを落とす。
「でも、ちょっと待てよ。また美羽を抱けなくなるのか?」
「完全にNGではないと思うんですけど……」
初期の頃は無理だとしても、後期に入ればたしか平気だったはず。
「そうか。それじゃ、その場合は美羽といろいろ研究して楽しむのもアリだな」
「研究って」