棗ちゃんはステキな恋がしたい



やっと来たんだ。

待ってたよ、わたし。あなたのこと。


もしもトモダチ作りに出遅れたなら、是非ともわたしと仲良くしてもらいたいです。



「…………」



洲崎さんは、机に顔を突っ伏せて眠っている。

授業始まるまで寝るつもりかな。

だったら、あと5分で起きるよね。


無理に起こすの悪いなあ。


今は、そーっとしておこう。


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