先生が好きです、好きでした◆おまけのお話追加しました◆
一学期の進路指導が行われた。
担任と一対一の面談をするのだ。
というわけで、梶先生と向かい合っておしゃべり。もとい、進路指導。
「杉浦さんは看護学部志望でいいんですね?」
せっかく理系に進んだので手に職をと思って看護学部への進学を考えた。母親が看護師をしている関係で少し興味もあったし。
「具体的に行きたい大学は決まっていますか?」
「まだ決まっていません」
「では志望校を絞るところから始めましょうか」
先生は終始穏やかだ。
先生の声で癒されてほわほわした気分になってしまう。
「杉浦さん、聞いてますか?」
ほわほわしすぎて昇天しそうになっていた。
「は、はい、すみません」
恥ずかしくて思わず目を伏せると、声なく微笑む気配がした。
私はガバッと顔を上げる。
「先生、好きです!」
これで何度目の告白だろう。
「はい、ありがとうございます」
先生はにこりと笑ってお礼を言うだけだ。
担任と一対一の面談をするのだ。
というわけで、梶先生と向かい合っておしゃべり。もとい、進路指導。
「杉浦さんは看護学部志望でいいんですね?」
せっかく理系に進んだので手に職をと思って看護学部への進学を考えた。母親が看護師をしている関係で少し興味もあったし。
「具体的に行きたい大学は決まっていますか?」
「まだ決まっていません」
「では志望校を絞るところから始めましょうか」
先生は終始穏やかだ。
先生の声で癒されてほわほわした気分になってしまう。
「杉浦さん、聞いてますか?」
ほわほわしすぎて昇天しそうになっていた。
「は、はい、すみません」
恥ずかしくて思わず目を伏せると、声なく微笑む気配がした。
私はガバッと顔を上げる。
「先生、好きです!」
これで何度目の告白だろう。
「はい、ありがとうございます」
先生はにこりと笑ってお礼を言うだけだ。