友達作りは計画的に
翌日になり、岡崎はある人の元を訪ねた
「おぉ~ 岡崎~っ!
高校には慣れたか?
今日らどうした?」
「先生に聞きたい事があって」
岡崎が訪ねたのは中学にたまに来て柔道やトレーニングを教えてくれていた30歳手前のかなり歳上だが一応中学の先輩にあたる人だ
今は専門的な事を学んで独立し、スポーツ選手にも指導を行うトレーナーの仕事をしている人の事務所兼小さなスタジオに来ていた
一応くる前に電話で約束の事などは伏せながら事情を話してはいたが、岡崎が事務所に入ると笑いながら頭を叩かれた
「お前サボりすぎて太りすぎてるやん!
期間も短いからとりあえず動きを見てからピンポイントで強化するか……」
岡崎は着替えててから先輩に言われた通りに動いたり筋力チェックをされていた
「サボってた割にはまあまあ仕上がってるな
元々お前は高校生相手にも普通にやれてたヤツだからなぁ
ピンポイントとは言っても全体的な筋力アップも出来るトレーニングにするか」
それから少し休憩をしてから先輩の言うようにフォームやスピードを気にしながらトレーニングをやると終わった時には疲労困憊になってしまっていた
「ハァハァハァ……キツイ……」
「当たり前だ! バカ!
でもまぁ少しはやってたみたいだからある程度は……って所だな」
今後のやり方は口頭では教えてくれながらやってはいたが改めてメニューを紙に書いてもらい、別のトレーニング方法も注意点やフォームのポイントなどが書かれたプリントと合わせ数枚の紙を渡された
「とりあえず今日は教える為に全部をやったからかなり疲れたと思うんだけど、今後必ず守るルールとして『上半身の日、下半身の日、休み』の3日間のサイクルでやるように」
「かなりキツイ……二日間で筋肉痛直らない……
握るだけで腕までプルプルしてる……」
「強化トレーニングなんだから当たり前だろ
二日間休ませてまた強化トレーニングをすれば筋肉が速く回復してさらに強化されるんだけど、毎日やったり休みが長すぎたりすると逆効果になるから絶対毎日はやっちゃいけないし休みを長くしてサボると意味ないし
それが『超回復』ってやつだ」
先輩も柔道部出身者なので柔道部の後輩からのお願いには無料で教えてくれるので過去にも何度か教えていて、その通りにやると必ず体が変化するのがわかっていたので岡崎は絶大な信頼を置いていた
「仕組みはよくわかんないけどとりあえずその3日間の繰り返しでやれはいいって事ですね
ありがとうございました」
「おうっ また校内試合終わったら来いよ」
かなりのハードトレーニングだったので土日は全身筋肉痛でトイレに行く事すら動きたくないのでかなり我慢してから行っていて一日中家にいて過ごしていた
その後も言われた通りににトレーニングをしていて、約三週間くらいすると練習でいつものように手抜きをしてやっていたのたがパワーアップしたと言われ、自分でも軽く動いているつもりだが動きにキレも戻ってきていた
教室ではGWの短い連休明けに出掛けたり遊んだりした話題で盛り上がる中、ナッチーは特に出掛けてもいなかったらしく周りの友達の土産話を聞いたりお土産をもらって戻ってきた
「岡ちゃ~ん いよいよ明日だね
調子はどうよ?」
「まあまあな感じかな」
「大丈夫かなぁ?」
「ところでさ、デートって1人づつだよね?」
「うわっ もうそれ目当てなだけじゃん
アハハハハッ
そりゃそうでしょ
超勝つ気満々だし~」
「いや、一応確認はしとかないと……それなら良かった
ちなみにナッチーってデートならどこに行こうとしてたの?」
「ノープラン!
岡ちゃんが好きな場所でいいよ
考えときなよ」
ギャルの彼女が行きたい場所は興味があったので少しがっかりしたが、行きたい候補の場所を聞いてみたら意外と予想しやすい普通の場所ばかりだったので拍子抜けしてしまった
話していると富田は珍しく時間ギリギリに少し息を切らせて登校してきた
「ギリギリセーフ!
ハァハァハァ 久しぶりにちょっと走っちゃったし~」
「ツバサがこの時間にいないから休みかと思った」
「二度寝しちゃった~
あと10分遅く起きてたら乗り継ぎで待たされるから絶対に間に合わないから間違いなく休んでたけどね」
するとカバンから紙袋に入った物を2つ机に置かれた
「お土産
ナッチーと岡ちゃんに一つずつね
クッキーだからお腹すいたらたべなよ」
「ありがとう」
授業中になると誰かがお土産を食べているようで甘い匂いがちょとちょことしてきて岡崎もお腹がすいてきて横を見るとナッチーは既に誰かのお土産を口に入れてモグモグしたまま岡崎をチラッと見た
『つまみ食いしてる顔が可愛いな』
岡崎が微笑むと彼女は少しニヤッとしてからサッと岡崎の机に手を乗せると一口サイズの饅頭を置いて手を引っ込めて小声で言った
「あげる
超美味しいよ」
「ありがと」
岡崎が食べていると彼女はまたノートの隅に書き出した
『そう言えば少し痩せた?
もしかしてダイエット中?』
『校内試合用にちょっとトレーニングしてるだけ』
『やる気満々だ!
エライぞ~っ!!』
『君達の奴隷になるのは回避したいから必死ッス!!!』
『アハハハハッ
奴隷になったら命令一つ決めてたのに~』
『怖っ』
彼女は大好きな甘い物を食べてご機嫌にやり取りを続けていると、少し反応がなくなったのだが改めて書いてきた
『頑張ってるから負けてもデートしてあげよか?』
『どうしたの?』
『ん~っ 適当にやって終わるのかと思ってたけどちゃんとトレーニングして痩せてきてるし~
頑張ってるからお疲れさんの意味も込めて……と思って』
『ナッチー意外と優しくていい所あるよね』
『当たり前だし!
私は優しいナッチー様よ』
『それなら負けても奴隷はなしにしない?』
『それはムリ!
それとこれは話が別ッス』
『全然優しくない……』
『ムカつく~ これでも結構期待して応援してるんだけど~!!!!
岡ちゃんが真面目にやって負けたなら内容はちょっと考えてあげてもいいけどね』
『ありがと 頑張ります』
柔道場は試合が6面できる程広いのだが、普段は柔道場の半分には仕切りが設置されバーベルやウエイトトレーニング機器などが沢山置かれていて他の部の人もやりに来たりしているのだが、翌日の校内試合に人が多く来る事は事前にわかっていたので、部活の時間に隅に寄せて場所を広く確保すると先生は見渡しながらにこやかに言った
「さすがにトレーニング機材がなくなると広いな
明日は久しぶりの下克上があるかもな~
二、三年生は本気で阻止しろよ!
岡崎と横山に休み増やさせるなよ
マジで二年後の全国大会行きが夢になっちまう」
すると翌日の為に練習はナシでワイワイと和やかに全員ジャージで片付けをしていたのだが、三年生のキャプテンが笑いながら一年生に言った
「て事だ
一年生には悪いが本気で全勝のつもりでいくからな
特に岡と横は一勝もさせるなよ!
こいつらは休みを増やしたら本当に使い切って満喫するだろうからな
わかってるな? ケンジ」
するとケンちゃんはニヤニヤしていた岡崎を見て威嚇するような表情で言った
「もちろんっすよ
こいつだけは潰すつもりでやるっすから!」
「ハハッ まぁせいぜい頑張りたまえ
これで勝ったら『ちゃん』すら付けなくして呼び捨てにしてやろ」
「上~等~だっ!
一本負けしたら呼び捨てでも許してやるよ」
岡崎の挑発にケンちゃんが応戦していつもの小競り合いをしていると周りの部員も笑っているだけで誰も止める気配すらなく楽しんでいて、準備も終わると翌日の為にそのまま部活も終了して解散となった
岡崎達は同じ路線のいつものメンバーでまたご飯に行った
「お前ら本気で勝ちにくるつもりだよな」
「そりゃ休みが増えるなら本気でやるよ~
でも正直ケンちゃんが強くなってるから前半の一番の山場だなんだよな……」
「カズが俺を褒めるなんて珍しい」
「いや、だってケンちゃんは強くなってるもん……だから個人で4勝する為には一番の山場がケンちゃんなんだよね
最後のレギュラー戦は引き分けかな」
「何かかなり嬉しいんだけど……」
「え~っ だってケンちゃんて高校入ってからかなり強くなってるじゃん
本気でやらないと難しいっしょ」
「ブハハハハ
ケン~っ ニヤニヤしてんな!
お前後輩に褒められて何を本気で喜んでんだよ」
「いや、カズに言われたらマジで嬉しいかも
可愛いヤツだなぁ
今日はおごってやるよ」
「あざ~っす」
何だかんだと言いながら彼とはかなり仲良くしていたのだが、本気で嬉しそうな笑顔で言われれると岡崎が恥ずかしい気持ちになってしまう
「まぁだけど明日は勝っても負けても本気でやろうな
俺も明日はやれるのをマジで楽しみにしてんだよ」
練習では岡崎はかなり手抜きをしているのも知っているので、彼は本気でやれるこの機会を喜んでいたので岡崎も久しぶりに真剣にやってみようと思っていたが、岡崎も負けらられない理由としてデートの話は内緒にしたまま負けたら奴隷の話をすると三人とも爆笑していた
「ギャハハハハ 富田ちゃんの奴隷ならわざと負けてでも喜んでやるけどな~」
「あの人達のエグさがわかってないんだって!
マジでヤバいんだって~っ
4勝しないと富田さんの奴隷しないといけないし、ケンちゃんに勝たないといつも横にいるギャルのナッチーにまで奴隷をやらないといけないからリスキーでしかないんだよ
だからケンちゃんには本気でやって勝たないといけないか今後がかかってるんだよ」
「ワハハハハッ
そんな事を聞いたら余計お前に負けられなくなったって
明日は俺が勝ってカズには二人の奴隷をやらせてやる」
明日は敵同士だが和やかな雰囲気のまま帰ってきた
「おぉ~ 岡崎~っ!
高校には慣れたか?
今日らどうした?」
「先生に聞きたい事があって」
岡崎が訪ねたのは中学にたまに来て柔道やトレーニングを教えてくれていた30歳手前のかなり歳上だが一応中学の先輩にあたる人だ
今は専門的な事を学んで独立し、スポーツ選手にも指導を行うトレーナーの仕事をしている人の事務所兼小さなスタジオに来ていた
一応くる前に電話で約束の事などは伏せながら事情を話してはいたが、岡崎が事務所に入ると笑いながら頭を叩かれた
「お前サボりすぎて太りすぎてるやん!
期間も短いからとりあえず動きを見てからピンポイントで強化するか……」
岡崎は着替えててから先輩に言われた通りに動いたり筋力チェックをされていた
「サボってた割にはまあまあ仕上がってるな
元々お前は高校生相手にも普通にやれてたヤツだからなぁ
ピンポイントとは言っても全体的な筋力アップも出来るトレーニングにするか」
それから少し休憩をしてから先輩の言うようにフォームやスピードを気にしながらトレーニングをやると終わった時には疲労困憊になってしまっていた
「ハァハァハァ……キツイ……」
「当たり前だ! バカ!
でもまぁ少しはやってたみたいだからある程度は……って所だな」
今後のやり方は口頭では教えてくれながらやってはいたが改めてメニューを紙に書いてもらい、別のトレーニング方法も注意点やフォームのポイントなどが書かれたプリントと合わせ数枚の紙を渡された
「とりあえず今日は教える為に全部をやったからかなり疲れたと思うんだけど、今後必ず守るルールとして『上半身の日、下半身の日、休み』の3日間のサイクルでやるように」
「かなりキツイ……二日間で筋肉痛直らない……
握るだけで腕までプルプルしてる……」
「強化トレーニングなんだから当たり前だろ
二日間休ませてまた強化トレーニングをすれば筋肉が速く回復してさらに強化されるんだけど、毎日やったり休みが長すぎたりすると逆効果になるから絶対毎日はやっちゃいけないし休みを長くしてサボると意味ないし
それが『超回復』ってやつだ」
先輩も柔道部出身者なので柔道部の後輩からのお願いには無料で教えてくれるので過去にも何度か教えていて、その通りにやると必ず体が変化するのがわかっていたので岡崎は絶大な信頼を置いていた
「仕組みはよくわかんないけどとりあえずその3日間の繰り返しでやれはいいって事ですね
ありがとうございました」
「おうっ また校内試合終わったら来いよ」
かなりのハードトレーニングだったので土日は全身筋肉痛でトイレに行く事すら動きたくないのでかなり我慢してから行っていて一日中家にいて過ごしていた
その後も言われた通りににトレーニングをしていて、約三週間くらいすると練習でいつものように手抜きをしてやっていたのたがパワーアップしたと言われ、自分でも軽く動いているつもりだが動きにキレも戻ってきていた
教室ではGWの短い連休明けに出掛けたり遊んだりした話題で盛り上がる中、ナッチーは特に出掛けてもいなかったらしく周りの友達の土産話を聞いたりお土産をもらって戻ってきた
「岡ちゃ~ん いよいよ明日だね
調子はどうよ?」
「まあまあな感じかな」
「大丈夫かなぁ?」
「ところでさ、デートって1人づつだよね?」
「うわっ もうそれ目当てなだけじゃん
アハハハハッ
そりゃそうでしょ
超勝つ気満々だし~」
「いや、一応確認はしとかないと……それなら良かった
ちなみにナッチーってデートならどこに行こうとしてたの?」
「ノープラン!
岡ちゃんが好きな場所でいいよ
考えときなよ」
ギャルの彼女が行きたい場所は興味があったので少しがっかりしたが、行きたい候補の場所を聞いてみたら意外と予想しやすい普通の場所ばかりだったので拍子抜けしてしまった
話していると富田は珍しく時間ギリギリに少し息を切らせて登校してきた
「ギリギリセーフ!
ハァハァハァ 久しぶりにちょっと走っちゃったし~」
「ツバサがこの時間にいないから休みかと思った」
「二度寝しちゃった~
あと10分遅く起きてたら乗り継ぎで待たされるから絶対に間に合わないから間違いなく休んでたけどね」
するとカバンから紙袋に入った物を2つ机に置かれた
「お土産
ナッチーと岡ちゃんに一つずつね
クッキーだからお腹すいたらたべなよ」
「ありがとう」
授業中になると誰かがお土産を食べているようで甘い匂いがちょとちょことしてきて岡崎もお腹がすいてきて横を見るとナッチーは既に誰かのお土産を口に入れてモグモグしたまま岡崎をチラッと見た
『つまみ食いしてる顔が可愛いな』
岡崎が微笑むと彼女は少しニヤッとしてからサッと岡崎の机に手を乗せると一口サイズの饅頭を置いて手を引っ込めて小声で言った
「あげる
超美味しいよ」
「ありがと」
岡崎が食べていると彼女はまたノートの隅に書き出した
『そう言えば少し痩せた?
もしかしてダイエット中?』
『校内試合用にちょっとトレーニングしてるだけ』
『やる気満々だ!
エライぞ~っ!!』
『君達の奴隷になるのは回避したいから必死ッス!!!』
『アハハハハッ
奴隷になったら命令一つ決めてたのに~』
『怖っ』
彼女は大好きな甘い物を食べてご機嫌にやり取りを続けていると、少し反応がなくなったのだが改めて書いてきた
『頑張ってるから負けてもデートしてあげよか?』
『どうしたの?』
『ん~っ 適当にやって終わるのかと思ってたけどちゃんとトレーニングして痩せてきてるし~
頑張ってるからお疲れさんの意味も込めて……と思って』
『ナッチー意外と優しくていい所あるよね』
『当たり前だし!
私は優しいナッチー様よ』
『それなら負けても奴隷はなしにしない?』
『それはムリ!
それとこれは話が別ッス』
『全然優しくない……』
『ムカつく~ これでも結構期待して応援してるんだけど~!!!!
岡ちゃんが真面目にやって負けたなら内容はちょっと考えてあげてもいいけどね』
『ありがと 頑張ります』
柔道場は試合が6面できる程広いのだが、普段は柔道場の半分には仕切りが設置されバーベルやウエイトトレーニング機器などが沢山置かれていて他の部の人もやりに来たりしているのだが、翌日の校内試合に人が多く来る事は事前にわかっていたので、部活の時間に隅に寄せて場所を広く確保すると先生は見渡しながらにこやかに言った
「さすがにトレーニング機材がなくなると広いな
明日は久しぶりの下克上があるかもな~
二、三年生は本気で阻止しろよ!
岡崎と横山に休み増やさせるなよ
マジで二年後の全国大会行きが夢になっちまう」
すると翌日の為に練習はナシでワイワイと和やかに全員ジャージで片付けをしていたのだが、三年生のキャプテンが笑いながら一年生に言った
「て事だ
一年生には悪いが本気で全勝のつもりでいくからな
特に岡と横は一勝もさせるなよ!
こいつらは休みを増やしたら本当に使い切って満喫するだろうからな
わかってるな? ケンジ」
するとケンちゃんはニヤニヤしていた岡崎を見て威嚇するような表情で言った
「もちろんっすよ
こいつだけは潰すつもりでやるっすから!」
「ハハッ まぁせいぜい頑張りたまえ
これで勝ったら『ちゃん』すら付けなくして呼び捨てにしてやろ」
「上~等~だっ!
一本負けしたら呼び捨てでも許してやるよ」
岡崎の挑発にケンちゃんが応戦していつもの小競り合いをしていると周りの部員も笑っているだけで誰も止める気配すらなく楽しんでいて、準備も終わると翌日の為にそのまま部活も終了して解散となった
岡崎達は同じ路線のいつものメンバーでまたご飯に行った
「お前ら本気で勝ちにくるつもりだよな」
「そりゃ休みが増えるなら本気でやるよ~
でも正直ケンちゃんが強くなってるから前半の一番の山場だなんだよな……」
「カズが俺を褒めるなんて珍しい」
「いや、だってケンちゃんは強くなってるもん……だから個人で4勝する為には一番の山場がケンちゃんなんだよね
最後のレギュラー戦は引き分けかな」
「何かかなり嬉しいんだけど……」
「え~っ だってケンちゃんて高校入ってからかなり強くなってるじゃん
本気でやらないと難しいっしょ」
「ブハハハハ
ケン~っ ニヤニヤしてんな!
お前後輩に褒められて何を本気で喜んでんだよ」
「いや、カズに言われたらマジで嬉しいかも
可愛いヤツだなぁ
今日はおごってやるよ」
「あざ~っす」
何だかんだと言いながら彼とはかなり仲良くしていたのだが、本気で嬉しそうな笑顔で言われれると岡崎が恥ずかしい気持ちになってしまう
「まぁだけど明日は勝っても負けても本気でやろうな
俺も明日はやれるのをマジで楽しみにしてんだよ」
練習では岡崎はかなり手抜きをしているのも知っているので、彼は本気でやれるこの機会を喜んでいたので岡崎も久しぶりに真剣にやってみようと思っていたが、岡崎も負けらられない理由としてデートの話は内緒にしたまま負けたら奴隷の話をすると三人とも爆笑していた
「ギャハハハハ 富田ちゃんの奴隷ならわざと負けてでも喜んでやるけどな~」
「あの人達のエグさがわかってないんだって!
マジでヤバいんだって~っ
4勝しないと富田さんの奴隷しないといけないし、ケンちゃんに勝たないといつも横にいるギャルのナッチーにまで奴隷をやらないといけないからリスキーでしかないんだよ
だからケンちゃんには本気でやって勝たないといけないか今後がかかってるんだよ」
「ワハハハハッ
そんな事を聞いたら余計お前に負けられなくなったって
明日は俺が勝ってカズには二人の奴隷をやらせてやる」
明日は敵同士だが和やかな雰囲気のまま帰ってきた