ただどうしようもなく…
両親は看護学校の近くに部屋を借りて
電車で予備校に通えばと言ったが
私は頑として札幌に住むと
言ってきかなかった。
理由はまたいとこの隼人が
この春に大学へ進学し、
札幌に一人暮らしをしていたからだった。
この頃の私は3つ下の隼人に恋していた。
血が繋がっているから
隼人にこの思いは伝えれないけど…
隼人はこのことを
知ってか知らずか分からないけど、
よく私の部屋に遊びに来ていた。
頭の良い隼人は遊びに来るたびに
私に勉強を教えてくれていた。
「こんな問題も分からなくて
本当に大丈夫なの?」と呆れながらも
隼人は根気良く教えてくれた。
電車で予備校に通えばと言ったが
私は頑として札幌に住むと
言ってきかなかった。
理由はまたいとこの隼人が
この春に大学へ進学し、
札幌に一人暮らしをしていたからだった。
この頃の私は3つ下の隼人に恋していた。
血が繋がっているから
隼人にこの思いは伝えれないけど…
隼人はこのことを
知ってか知らずか分からないけど、
よく私の部屋に遊びに来ていた。
頭の良い隼人は遊びに来るたびに
私に勉強を教えてくれていた。
「こんな問題も分からなくて
本当に大丈夫なの?」と呆れながらも
隼人は根気良く教えてくれた。