ただどうしようもなく…
メイク落としなどを選んでいると
いつの間にか私の後ろに
まわっていた隼人が
「また遅くなって泊まる時用に
こっちにしたら?」
「もう遅くなることなんてないし。」
という私の意見も聞かずに
選んでいた使いきりの
メイク落としと化粧水などが
セットになったのを棚に戻した。

「ここのところ夕飯作ってもらったのに
材料費とか出してないから
ここは俺が出すし。」
と隼人が言ってカゴに
メイク落とし・化粧水・乳液を
次々と入れていった。
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