ただどうしようもなく…
部屋に戻ってすぐに
呑み始めようとする隼人に
「呑んじゃうと酔って
お風呂に入れなくなりそうだから
呑む前に入ってきていいかな?」
って聞いたら即答で
「明日、起きてから
入ればいいじゃん。」
って言われてしまった。

一度言い出すと隼人は
ひかないので仕方なく呑むことにした。

呑みながら隼人は
小さな声で何かを囁いた。

聞き取れなかった私は
「えっ?何?何て言ったの?
聞こえないよ。」と聞き返したが
隼人はただ笑ってるだけだった。
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