気怠いお隣さんと恋始めます!
それぞれの気持ち
翌日。
昨日あれからイチさんは特に私を追いかけてくることもなく。
イチさんに会うのは気まずかったけど仕事は仕事な訳で。
逃げる訳にも行かず、朝出勤時間が被らないようにだけ気をつけて出社したのだが。
今日は朝から蔭山部長が外出で、見積書などの決裁をもらうにはイチさんの所へ行かなければならず。
…なのに、
「…緒原さん、この見積書、桁が間違っています。早急にやり直して下さい」
「…緒原さん、先ほど発注されたコピー用紙の件で総務から問い合わせが来ています。発注数はこれで本当に間違い無いかと」
まあミスのオンパレードだった。普段こんなミス絶対しないのに。
「…申し訳ありません!」
イチさんは至って普通に接して来て、それもまあ当たり前なんだけどそれが何だか悔しくもあって。
所詮私の存在なんてそんなもんなんだなって実感させられた。
昨日あれからイチさんは特に私を追いかけてくることもなく。
イチさんに会うのは気まずかったけど仕事は仕事な訳で。
逃げる訳にも行かず、朝出勤時間が被らないようにだけ気をつけて出社したのだが。
今日は朝から蔭山部長が外出で、見積書などの決裁をもらうにはイチさんの所へ行かなければならず。
…なのに、
「…緒原さん、この見積書、桁が間違っています。早急にやり直して下さい」
「…緒原さん、先ほど発注されたコピー用紙の件で総務から問い合わせが来ています。発注数はこれで本当に間違い無いかと」
まあミスのオンパレードだった。普段こんなミス絶対しないのに。
「…申し訳ありません!」
イチさんは至って普通に接して来て、それもまあ当たり前なんだけどそれが何だか悔しくもあって。
所詮私の存在なんてそんなもんなんだなって実感させられた。