気怠いお隣さんと恋始めます!
「…俺だって小夏が俺と同じ気持ちじゃなかったらって思ったら、言えなかった。それこそ小夏結構酔ってたし、雰囲気に流されたんじゃないかって」
イチさんの横顔を見る。
私たちは同じだった。
同じ不安を抱えて素直になれなくて…
すると不意に私の方を向いたイチさんとバチッと視線が合う。
真剣な眼差しだった。
「ただのお隣さんは嫌だけど、ただのお隣さんですらいられなくなるのはもっと嫌だった。それくらい、俺小夏のことすげー好き」
すげー好き。
イチさんが、私のことを…
今までの不安な気持ちが解けて、嬉しさがじんわりと沁みてきて涙が溢れた。
「…私の方がすげー好きだもん…」
そうして私はシートベルトを外して隣のイチさんに抱きついた。
イチさんの横顔を見る。
私たちは同じだった。
同じ不安を抱えて素直になれなくて…
すると不意に私の方を向いたイチさんとバチッと視線が合う。
真剣な眼差しだった。
「ただのお隣さんは嫌だけど、ただのお隣さんですらいられなくなるのはもっと嫌だった。それくらい、俺小夏のことすげー好き」
すげー好き。
イチさんが、私のことを…
今までの不安な気持ちが解けて、嬉しさがじんわりと沁みてきて涙が溢れた。
「…私の方がすげー好きだもん…」
そうして私はシートベルトを外して隣のイチさんに抱きついた。