ワーホリで本当の恋を見つけてしまいました。
「ミクごめんな。考え事をしていて歩き回らせちゃったな。本当にごめん。」
「大丈夫です。でも、待ち合わせに遅れてごめんなさい。」
「いや、そんなことで怒ってるわけじゃないから。」
「本当に?」
「もちろんだよ。ちょっと考え事をしてしまったんだ。」
「よかった…。実は私、お昼にサンドウィッチを作ってきたんです。それでバスに乗り遅れちゃって。だから遅れちゃったので怒ってるのかと思ってました。」
「まさか…。そんなことで怒らないよ。バスに乗れなくて大丈夫だった?そんなの連絡してくれたらよかったのに。」
俺はここぞとばかりに話を掘り下げた。
一番聞きたい内容だったからだ。
「バスに乗り遅れたのでステイメイトが送ってくれたんです。アンディって言うんだけど、そもそもサンドウィッチを作ってるのを見てて、遅れるぞ!って声をかけてくれたから間に合わないと思ってたみたい。」
「いいやつなんだな、アンディは。」
「うん。スイス人なんだけどスポーツ選手なの。トレーニングのためにニュージーランドに来てるんだって。」
「そうか。ここまで来てトレーニングしてるなんて将来有望なのかもしれないな。」
「そうだね。有名人になっちゃうかも。そしたら一緒にホームステイしてたことを誇りに思うわ。」
「他にもステイメイトがいるって言ってたよな?」
「うん。彼はドイツ人。面白い人なの。大工見習い?みたいで毎日同じ服着なきゃならないの。背も高いし私といると妹みたいだと言って抱っこされちゃうの。妹ってさ…10歳なのよ。私27歳なのに。日本人は童顔なんだって。」
10歳の妹と同じ扱いなのか!!!
抱っこって…
高いたかーい!ってやつなんじゃ。
俺はこの2週間なんでこんなにヤキモキし、嫉妬してたのか。
ハハハ…と苦笑してしまう。
ミクはバカにされた、と膨れるがその顔を可愛いとしか思えない。
ミクは俺が笑っているのを見て機嫌が良くなったと思ったのかサンドウィッチを出してきた。
「大丈夫です。でも、待ち合わせに遅れてごめんなさい。」
「いや、そんなことで怒ってるわけじゃないから。」
「本当に?」
「もちろんだよ。ちょっと考え事をしてしまったんだ。」
「よかった…。実は私、お昼にサンドウィッチを作ってきたんです。それでバスに乗り遅れちゃって。だから遅れちゃったので怒ってるのかと思ってました。」
「まさか…。そんなことで怒らないよ。バスに乗れなくて大丈夫だった?そんなの連絡してくれたらよかったのに。」
俺はここぞとばかりに話を掘り下げた。
一番聞きたい内容だったからだ。
「バスに乗り遅れたのでステイメイトが送ってくれたんです。アンディって言うんだけど、そもそもサンドウィッチを作ってるのを見てて、遅れるぞ!って声をかけてくれたから間に合わないと思ってたみたい。」
「いいやつなんだな、アンディは。」
「うん。スイス人なんだけどスポーツ選手なの。トレーニングのためにニュージーランドに来てるんだって。」
「そうか。ここまで来てトレーニングしてるなんて将来有望なのかもしれないな。」
「そうだね。有名人になっちゃうかも。そしたら一緒にホームステイしてたことを誇りに思うわ。」
「他にもステイメイトがいるって言ってたよな?」
「うん。彼はドイツ人。面白い人なの。大工見習い?みたいで毎日同じ服着なきゃならないの。背も高いし私といると妹みたいだと言って抱っこされちゃうの。妹ってさ…10歳なのよ。私27歳なのに。日本人は童顔なんだって。」
10歳の妹と同じ扱いなのか!!!
抱っこって…
高いたかーい!ってやつなんじゃ。
俺はこの2週間なんでこんなにヤキモキし、嫉妬してたのか。
ハハハ…と苦笑してしまう。
ミクはバカにされた、と膨れるがその顔を可愛いとしか思えない。
ミクは俺が笑っているのを見て機嫌が良くなったと思ったのかサンドウィッチを出してきた。