下恋


「あっ!思い出したかも!?ずーっと前、道に迷ってた人?」



ゆうりはひらめいたとでまも言うような顔。


「・・・ゥン。そうだよ」

「覚えてたんですね!」

「いつか、お礼がしたいと思って。」

「あっ!いや、別にそんなのいいですよ。」


ゆうりは、手をヒラヒラさせて断ってきた。


「いや、一応大人として。」


俺だって、諦めきれない。今が、チャンスなんだ!


「う〜ん、ジャぁ今からカフェでも行きません?」


あ、マヂ?
よっしゃー!!


「はい」


俺は、ハッキリ返事をした。














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