涙の涸れる日
紗耶
大学時代
私は中学高校と女子高で友達に言わせると、お嬢様で世間知らずらしい。
このままではいけないと大学はエスカレーターで入れる女子大を辞退して有名私立大学を受験した。
母は少しは男性に免疫をつけるためにもと賛成してくれたが、父と兄は大反対だった。
当時の私の成績では無理だと言われたけれど、こんなに勉強した事ないくらい必死で受験勉強して無事合格を勝ち取った。
父はそれでも女子大に行くように願っていたようだが、私の頑張りを認めてくれた兄が説得してくれて憧れの大学に入学出来た。
その大学で二年先輩の佑真に出会った。
と言っても当時既に女子にモテモテの有名人だった佑真は理工学部。私は文学部で接点などなかった。
同じ女子高から一緒に入学した親友の里香(りか)と樹里(じゅり)は果敢にアタックしていたみたいだけど、敢なく玉砕。
私はただ遠くから眺めているだけで満足だった。
類は友を呼ぶとは良く言ったもので、彼の周りにはイケメンやキラキラ輝いているような綺麗な女性がいつもたくさんいた。
このままではいけないと大学はエスカレーターで入れる女子大を辞退して有名私立大学を受験した。
母は少しは男性に免疫をつけるためにもと賛成してくれたが、父と兄は大反対だった。
当時の私の成績では無理だと言われたけれど、こんなに勉強した事ないくらい必死で受験勉強して無事合格を勝ち取った。
父はそれでも女子大に行くように願っていたようだが、私の頑張りを認めてくれた兄が説得してくれて憧れの大学に入学出来た。
その大学で二年先輩の佑真に出会った。
と言っても当時既に女子にモテモテの有名人だった佑真は理工学部。私は文学部で接点などなかった。
同じ女子高から一緒に入学した親友の里香(りか)と樹里(じゅり)は果敢にアタックしていたみたいだけど、敢なく玉砕。
私はただ遠くから眺めているだけで満足だった。
類は友を呼ぶとは良く言ったもので、彼の周りにはイケメンやキラキラ輝いているような綺麗な女性がいつもたくさんいた。