涙の涸れる日
カーテンの隙間から明るい陽射しが……。
初めて二人で迎える朝……。
「うーん」
佑真の腕の中で目を覚ました紗耶。
「えっ? ………」
ベッドのシーツの肌ざわり……。
「おはよう。奥さん」
佑真の肌の熱さに包まれてる……。
「えっ? あの……」
佑真に軽く触れるキスをされて……。
「どうした?」
優しく見詰められる……。
「私……」
「もしかして覚えてないとか?」
「そんな事ない……。バーでピンクのカクテルを飲んで……」
「うん。二杯飲んだな」
佑真は笑ってる。
「それから……。部屋に戻って……」
ちゃんと覚えてる……。
けど……何で裸?
「昨夜の紗耶は最高に可愛かったよ」
「えっ?」
「脱がせてって頼まれたからなぁ」
意地悪そうな顔で言う。
「その後の事は?」
「覚えてる……。でも恥ずかしい……」
「紗耶。恥ずかしがる様な事をしたのか?」
「たぶん……。佑真に抱きついて……」
「ちゃんと覚えてるんだ。それで?」
「フワフワして気持ち良くて……」
「それから?」
「もう。意地悪……」
「紗耶が、めちゃめちゃ可愛くて……。ちょっと無理をさせたかな?」
髪を撫でられながらキスされる。
「ん……」
「まだ時間は充分あるから……」
「佑真……」
「ちょうど裸だし……」
そのまま佑真に抱かれた……。
「紗耶……。俺だけの紗耶」
全身にキスが落ちて来る……。
「佑真も……私だけの佑真よね? ん……」
「決まってるだろ。もう紗耶しか見えない」
今までの佑真がお遊びだったみたいに激しく抱かれた……。
「ん……あっ……」
その瞬間……。全てが真っ白になった……。
「紗耶……紗耶……」
「佑真…………」
初めて二人で迎える朝……。
「うーん」
佑真の腕の中で目を覚ました紗耶。
「えっ? ………」
ベッドのシーツの肌ざわり……。
「おはよう。奥さん」
佑真の肌の熱さに包まれてる……。
「えっ? あの……」
佑真に軽く触れるキスをされて……。
「どうした?」
優しく見詰められる……。
「私……」
「もしかして覚えてないとか?」
「そんな事ない……。バーでピンクのカクテルを飲んで……」
「うん。二杯飲んだな」
佑真は笑ってる。
「それから……。部屋に戻って……」
ちゃんと覚えてる……。
けど……何で裸?
「昨夜の紗耶は最高に可愛かったよ」
「えっ?」
「脱がせてって頼まれたからなぁ」
意地悪そうな顔で言う。
「その後の事は?」
「覚えてる……。でも恥ずかしい……」
「紗耶。恥ずかしがる様な事をしたのか?」
「たぶん……。佑真に抱きついて……」
「ちゃんと覚えてるんだ。それで?」
「フワフワして気持ち良くて……」
「それから?」
「もう。意地悪……」
「紗耶が、めちゃめちゃ可愛くて……。ちょっと無理をさせたかな?」
髪を撫でられながらキスされる。
「ん……」
「まだ時間は充分あるから……」
「佑真……」
「ちょうど裸だし……」
そのまま佑真に抱かれた……。
「紗耶……。俺だけの紗耶」
全身にキスが落ちて来る……。
「佑真も……私だけの佑真よね? ん……」
「決まってるだろ。もう紗耶しか見えない」
今までの佑真がお遊びだったみたいに激しく抱かれた……。
「ん……あっ……」
その瞬間……。全てが真っ白になった……。
「紗耶……紗耶……」
「佑真…………」