脆姫は過去に生きる
「さぁ、紅姫」
女性が3人。私の着替えに入っている。
これを見る限り、私の位が高いのだろう。
でも、気まずい。
部屋には私のお目当ての鏡があった。
恐る恐るその鏡に近づく。
ここで私自身を見るのは初めてだ。
どうしよう・・・全くの別人だったら。
今、私の心はこうしてあるけれど、この体の持ち主はどうしているのだろうか。
その持ち主と心だけ入れ替わっていたとしたら、私のせいでこの体の持ち主は・・・今頃・・・。
「紅姫?どうなさいました?」
「・・・なんでもありません。」
慌てて私は鏡の前に立つ。
女性が3人。私の着替えに入っている。
これを見る限り、私の位が高いのだろう。
でも、気まずい。
部屋には私のお目当ての鏡があった。
恐る恐るその鏡に近づく。
ここで私自身を見るのは初めてだ。
どうしよう・・・全くの別人だったら。
今、私の心はこうしてあるけれど、この体の持ち主はどうしているのだろうか。
その持ち主と心だけ入れ替わっていたとしたら、私のせいでこの体の持ち主は・・・今頃・・・。
「紅姫?どうなさいました?」
「・・・なんでもありません。」
慌てて私は鏡の前に立つ。