君を守るのは僕の仕事
「実は…。」
先生は重い口を開いた。
空のこと、話がずっしりと私にのしかかる。
「…そうですか。
ご迷惑をおかけしてすみません。」
私は話を聞いてそれだけしか言えなかった。
「こちらでも今後も配慮いたしますが…。」
覚悟はしていた。
いつか言われるだろうって。
だけど現実に直面するとやっぱりツラい。
やばい、泣きそう…。
トボトボと歩いて空とあきが待つ公園にむかった。
私、ちゃんと空の前で笑えるかな。