【短編】優等生の僕とヤンキー彼女
俺と百合は見つめ合い、
夕日が眩しいその場所で、
恋に落ちた近くの場所で…
優しく唇を重ねる。
その日以来、俺らは付き合うことになった。
相変わらず百合の化粧は濃く、
口調も悪い、態度も悪い。
ヤンキーな所も変わらない。
でも、俺にしか知らない百合の本性。
俺の前では素で居てくれる百合…
一生懸命自分を創っている百合だからこそ、
俺は惚れたのかもしれない。
今の俺は、素の百合も強がりな百合も、
すべて大好きだ…。
また今日も百合は暴言を吐きながら、
俺はそれを優しく見つめている…。
【END】