【短編】優等生の僕とヤンキー彼女
1人の女子が俺の前を通り過ぎた。
ん…?この匂い…どっかで…?
俺は通り過ぎた女の方を見た。
あいつ…。
俺が苦手だと言った女だった。
何でだ…?
何で、コンビニの店員と同じ香水してんだ?
そう…俺が恋しているコンビにの店員の人と
同じ香水の匂いがした。
偶然か…?
俺は考え事をしながら教室に向かう。
最近、気になることがある。
俺が苦手だと言った派手な女は、
工藤百合って名だ。
でも、毎日のように観察をしていると、
コンビニの店員と同じ仕草や行動をすることがある。
…もしかして…?
俺の頭の中でいやなことが過ぎった…。
…っな訳ねぇーよな!
俺はその過ぎったことをかき消すように頭の中で叫ぶ。