★完★ヤンキー彼氏と×イチ子持ち
ピ~ンポ~ン



いよいよ…
その時が来た。


私は慶と遊ぶ母親の顔を見た。



そして、母親と玄関まで行き、
「はい」
と返事をして、玄関を開けた。



そこには、パパそっくりの小さなお母さんと、パパに体型がそっくりのお父さん。


「こんにちは、はじめまして。」


と、四人の声が揃った。



「中へどうぞ…」


リビングで全員座り、話が始まった。



ドキドキが止まらない私…


上手く話が出来ない。



伝えたい事は沢山あるのに…


緊張が邪魔して、何をしゃべって良いか、わからない。


「私達の家は、古い考えの親戚が多くて…」


パパのお母さん。

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